ご挨拶
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ご挨拶

オンリーワンの技術と知財戦略で、エポキシ樹脂の無限の可能性に挑戦しています。 

私たちは創業以来、エポキシ樹脂接着剤の開発を行っています。
一般的なエポキシ樹脂接着剤なら比較的容易に造れますが、私たちが一貫して追い求めているのは、ユーザーのニーズにきめ細かく対応するオンリーワン製品です。
エポキシ樹脂は添加剤によって多様な特性を生み出せる無限の可能性を持つ素材です。添加物の数に限りは無く、それらの中から、必要と思われる材料を何種類か配合し、要求された性能を実現していくのです。
生み出された製品は主に高速道路や鉄道の橋梁、トンネル等、多くの社会インフラや大型産業機械基礎のコンクリート補修に使用されています。
現在、補修市場は1964年の東京オリンピックの頃に建設されたコンクリート建造物の老巧化が急速に進み拡大しています。私たちの製品は優れた補修力と扱いやすさでご支持をいただいております。私たちは長年築き上げたノウハウの基にオンリーワンの技術を開発し、多くの特許を取得しています。
そしてエポキシ樹脂の無限の可能性に挑戦しています。

経営理念

「新たな技術と確かな信頼を提案」

経営ビジョン

「オンリーワン技術と知的財産でエポキシ樹脂の無限の可能性に挑戦」

事業案内

世界で唯一無二のエポキシ樹脂接着剤の開発、製造を行っています。

アルファ工業株式会社はエポキシ樹脂を主成分とする工業用接着剤と樹脂モルタル材(グラウト材)の開発、製造、販売、施工の専門会社です。
創業当初からエポキシ樹脂が製法により多様な特性が作り出せることに着目し、世界で唯一無二のエポキシ樹脂接着剤の開発、製造を行ってきました。私たちが開発する製品は大型生産用機器の据付や、高速道路の橋梁、トンネルなどの、老巧化した社会インフラのコンクリート補修などに使用されています。
機械据付においては、重量が大きくまた振動や高温、油濁など厳しい条件となる大型ディーゼルエンジンの為のグラウトの施工や、劣化したセメントグラウトの補修、さらに、精密機器など高精度なレベリングが必要とされる機械の設置など、高いノウハウが必要とされる分野を得意としています。
土木構造物のコンクリート補修工事では、ひび割れの進行を抑制し、構造物の耐用年数を延ばすための補修が多くを占めています。当社はこれまで補修困難であった微細なひび割れを、刷毛やローラーを用いて塗布するだけで補修を可能とする技術を開発しています。さらに、水中におけるコンクリート構造物のひび割れ補修や欠損部の断面修復など、水中での補修も可能としました。これらに使用される画期的な製品と工法は、ユーザーの詳細なニーズに基づいたオンリーワン技術です。
上記以外にも、国産杉を重ねて圧着し、建築用構造部材にするための接着剤を開発。また、下水道処理施設から排出される、汚泥焼却灰を下水道の補修材として再利用する製品を開発しました。
このように当社は、他には無い高いノウハウを活用し、常にオンリーワンのエポキシ樹脂接着剤の開発、製造を行っています。
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これまでの実績

エポキシ樹脂の多様な特性を生かし、世界初・日本初の製品を創りだしています。

当社が創業時より取り組んでいる大型回転機械据付の分野においては、強度と耐久性に優れるエポキシ樹脂モルタル「アルファテック800」を用いて、大型ディーゼルエンジン、コンプレッサ、ポンプ、鍛造プレスなどの据付や据付基盤の補修を数多く手がけています。日本国内はもとより世界各地で採用され、納入実績は10,000台を超える件数となりました。
また、高いレベル精度が求められる高精度床面の施工においては、0.05㎜/m以内の高い精度を確保できるセルフレべリング材「アルファテック150」を用いて、X線自由電子レーザー施設(SACLA)、大型放射光施設(SPring-8)および相互利用実験施設の精密機器設置床面。さらに電子・陽電子衝突型加速器(SuperKEKB)の衝突点移動架台レールの固定にも採用されています。
コンクリート構造物の補修の分野においては、補修が不可能とされていた0.2㎜以下のマイクロクラックも補修できる「アルファテック380」を開発しています。これは、刷毛やローラーを用いて塗布するだけで、毛細管現象によってひび割れに浸透する、自己浸透型の材料です。また、高速道路増厚床版の剥離箇所の補修では、従来は剥離箇所全体を撤去していたのに対し、剥離箇所内部不良部分を隙間洗浄し、速硬・水中硬化型の「アルファテック342」を注入することによって、床版の剛性を回復させる工法を開発導入しています。工期・工費を大幅に削減することができ、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています。
その他の分野においては、小径木の国産杉製材を「AKレジン550」を用いて圧着・積層することよって、大断面構造用建築部材として利用することができるようになりました。
これは、国内初の国土交通省大臣認定を取得しています。また、処分場が不足し、かつ活用が困難な下水道汚泥焼却灰をエポキシ樹脂と混合させることで、下水道内部を補修する材料として活用する技術を開発しており、既に東京都の下水道補修に採用されています。
これらの実績以外にも、多様な特徴を持つ、日本初・世界初の製品を数多く創り出しています。