アルファテック380/388とは
塗布するだけで、ひび割れ補修。
コンクリート構造物の補修を
圧倒的に簡単に。
コンクリートの、ひび割れの補修
これまで、コンクリートの補修方法は、ひび割れ個所に注入器を取り付け、接着剤を充填する工法が用いられてきました。しかし、0.2mm以下の微細なひび割れの場合、注入器を用いた充填は困難でした。
そこで当社は、注入器を必要としない自己浸透型補修材「アルファテック380」を世界で初めて開発しました。
「アルファテック380」は、液だれを極度におさえた、低粘度で自己浸透型の特性に優れたエポキシ接着剤です。毛細管現象を利用し、マイクロクラックから0.5mm程度のひび割れ補修に、効果を発揮します。
「アルファテック388」は、液だれを極度におさえた、低粘度で自己浸透型の特性に優れたエポキシ接着剤です。毛細管現象を利用し、マイクロクラック(0.05mm)から0.8mm程度のひび割れ補修に、効果を発揮します。
天井面塗布での浸透状況
アルファテック380を紹介するテレビ放送
登録
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NETIS登録
No.CB-130007-VEアルファテック388
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東京都建設局新技術登録
No.1101016アルファテック380
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JWWA Z 108適合品
水道用資機材
浸出試験方法
アルファテック380/388 -
旧 JHS-426 適合品
NEXCO試験方法
ひび割れ含浸材料の試験方法アルファテック380/388
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JIS A 6024
硬質型(Ⅰ)低粘度形適合品建築補修用注入エポキシ樹脂
アルファテック380/388
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JWWA K 143適合品
水道用コンクリート水槽内面エポキシ樹脂塗料塗装方法
アルファテック380/388
特長
- ローラーやハケで、ひび割れ部に塗布するだけで接着補修が可能
- 天井面への補修も、塗布するだけの簡単さ(上に向かって自然に浸透)
- 硬化後は、半永久的に高い耐久性を発揮
- 工期を、約1/3に短縮可能
- 有機溶剤を含まないので、環境に優しい
- コストを、約1/5に圧縮可能
- 揮発物を含まないので、硬化収縮がほとんどない
- 微細なひび割れにも深く浸透し、内部から接着補修が可能
- 日本水道協会の「JWWA K 143」「JWWA Z 108」規格に適合
- 湿った状態のコンクリートでも、補修が可能
検証 ひび割れへの浸透の深さ
ひびの入ったコンクリートの右側面から、アルファテック380/388を繰り返し塗布します。
硬化する前にコンクリートを割ると、ひび割れ全体に、接着剤がまんべんなく浸透していることが確認できます。
(この検証は、当社の研究所での実験値で、保証値ではありません)
塗布による補修が可能な、ひび割れの深さ
※当社研究所で実験したデータであり、保証値ではありません。
補修面 | 深さ |
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上面(天井など) | 3cm程度 |
側面(壁など) | 6cm程度 |
下面(床など) | 30cm程度 |
作業手順
主剤「2」に対して、硬化剤「1」の容量比率で混ぜます。
液の状態は、オリーブオイルのような「とろみ」があります。
ハケかローラーで、ひび割れに沿って、アルファテック380/388を塗布します。
毛細管現象によって、接着剤が自然に、ひび割れの内部に入り込んでいきます。
塗布した表面に窪みができた場合は、そこへ再度、接着剤を塗布します。
この作業を繰り返すことで、接着剤がより深く、ひび割れの内部へと浸透していきます。
接着部分は硬化すると、コンクリート以上の強度を発揮します。
塗布から24時間が経過すると、接着部分が硬化して、コンクリート以上の強度を発揮します。
(必要があれば、接着部分をサンダーなどで磨いて、仕上げてください。)
使用量の目安 : 約1mのひび割れを補修するには、20g〜50gを使用します。
なお、使用量は、ひび割れの幅や深さによって異なってきますので、あくまで目安と考えてください。
使用量の目安
20g~50gで約1mのひび割れを補修できます。
※使用量は、ひび割れの幅や深さによって異なりますのでご了承下さい。