水中エポキシグラウトの施工事例
ドックゲートの戸当たり補修
この施工は、神奈川県横須賀市にある、建造から150年以上も経過した、日本最古のドライドックの戸当たり補修工事の事例です。
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ドライドック全景
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ゲートの状況
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戸当たり部をカット後、SUS(ステンレス鋼)の戸当たりを設置
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エポキシグラウト充填完了
施工の流れ
- 01摩耗変形した安山岩の戸当たり部を、水中ウォールソーで切断
- 02SUS製の新しい戸当たりをボルトで固定
- 03水中硬化型グラウト「アルファテック841」を、地上からポンプ圧送し、戸当たり底部から充填
桟橋の橋脚の補修
この施工は、タンカーが着桟できる桟橋の橋脚スプラッシュゾーンに生じた損傷を補修する事例です。
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桟橋の全景
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損傷の状況
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ウォーターサンドブラストの処理
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水中硬化型エポキシグラウトの充填
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型枠の上部開口部からグラウトが流出している模様
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脱型
施工の流れ
- 01工事エリアに防汚ネットを布設
- 02ウォーターサンドブラストを使用して、脆弱部、鋼材錆、付着物などを除去
- 03桟橋の上面から、グラウト充填孔を削孔
- 04合板型枠を固定
- 05「アルファテック140」水中硬化型エポキシグラウトを充填
- 06硬化養生後、脱型
河川護岸コンクリートの補修
この施工は、河川護岸コンクリートの水中損傷箇所を補修した事例です。
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高圧水による下地処理
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型枠の取り付け
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水中エポキシグラウトの充填
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脱型
施工の流れ
- 01高圧水により、コンクリートの脆弱部、腐食鉄筋、付着物などを除去
- 02鋼板型枠の取り付け
- 03型枠の取り付け
- 04スクイズポンプにより、「アルファテック841」水中エポキシグラウトを充填
- 05エポキシグラウトの硬化養生後、脱型
ダムコンクリートの補修
この施工は、ダムの劣化損傷したコンクリートを補修した事例です。
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ハツリ、配筋の状況
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水中エポキシグラウトの充填
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脱型
施工の流れ
- 01コンクリート表層の脆弱部、腐食鉄筋、付着物などを除去
- 02補修部に配筋を仮固定
- 03型枠の取り付け
- 04スクイズポンプを使って、「アルファテック841」水中エポキシグラウトを充填
- 05エポキシグラウトの硬化養生後、脱型
福島第一原子力発電所の海水配管トレンチの閉塞工事
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エポキシグラウトの混合
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水中エポキシグラウトの充填
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圧送状況
施工の流れ
- 01「アルファテック841M」水中エポキシグラウトを混合
- 02スクイズポンプを使って、エポキシグラウトを立坑充填口まで圧送
- 03エポキシグラウトを充填パイプから落とし込んで充填
- 04エポキシグラウトを立坑全面に広げ、キャッピングするまで連続充填