コンクリート耐摩耗工法
エポキシで護る。摩耗、衝撃への耐性強化。
コンクリート耐摩耗工法
- 機械基礎
- 土木・建設
この工法は、優れた耐摩耗性能を発揮するエポキシモルタル「アルファテック645」を用いて、コンクリート構造物を流水や土砂による摩耗から保護する工法です。
用途
- 堰提や取水口に敷設された、水たたき床版や土砂吐などの保護・補強
- 導水路インバートや河川橋脚などの保護・補強
特長
高い耐摩耗性能、優れた接着性能、豊富なバリエーション
コンクリートの耐摩耗工法に用いるエポキシ樹脂モルタル「アルファテック645」は、耐摩耗性能や耐衝撃性能に優れています。その接着性能は、乾燥面はもとより湿潤面においてもコンクリートの破壊強度を超える強靭さで、保護材として躯体と完全に一体化できます。また、アルファテック645は、「パテタイプ」「高流動モルタルタイプ」「モルタルタイプ」「コンクリートタイプ」の4種類を用意しており、さまざまな現場の状況に対応できます。
AT645シリーズの施工基準 | ||||||
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製品名 | 645P | 645F | 645NS | 645F | 645M | 645C |
施工厚(目安) | 2~3mm程度(※1) | 20mm~ | 50mm~ | |||
勾 配 | 床、壁、天井へ 施工可 |
なし | 5%以下 | あり(※2) | なし | |
施工方法 | 塗布 | 流し込み打設 | 型枠併用 | 流し込み打設 |
※1.施工1回(吹付・塗布)での施工厚の目安で、硬化後に重ねての施工が可能です。
※2.勾配がある場合には、型枠併用で施工が可能です。
製品の特長と用途
製品名 | 特長 | 用途 |
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アルファテック645F | コンクリート保護用 耐摩耗性/高流動エポキシモルタル | 平面/斜面・鉛直面(型枠) |
アルファテック645M | コンクリート保護用 耐摩耗性エポキシモルタル | 平面用(50㎜以下打設) |
アルファテック645NS | コンクリート保護用 耐摩耗性エポキシモルタル[傾斜面用] | 勾配10度以下(コテ仕上げ) |
アルファテック645C | コンクリート保護用 耐摩耗性エポキシコンクリート | 平面用(50㎜以上打設) |
アルファテック645P | コンクリート保護用 耐摩耗性/厚付けエポキシモルタル | 欠損部の表面仕上げ |
アルファテック645FB | コンクリート保護用 耐摩耗性/耐酸性/高流動エポキシモルタル | |
アルファテック645MB | コンクリート保護用 耐摩耗性/耐酸性エポキシモルタル | |
アルファテック645PB | コンクリート保護用 耐摩耗性/耐酸性/厚付けエポキシモルタル | |
アルファテック645GP | コンクリート補修用 エポキシモルタル | |
アルファテック340 | 土木 建築用 水中硬化型/低粘性エポキシ接着剤 | プライマー |
アルファテック205 | 土木 建築シール用 弾性エポキシパテ | |
アルファテック205C | 土木 建築シール用 弾性エポキシパテ充填システム |